
| 定価 |
本体10000円+税 |
| 発売日 |
2023年2月上旬発売 |
| 頁数 |
400ページ |
| ISBN |
978-4-87758-389-7
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日本子ども資料年鑑2023
社会福祉法人 恩賜財団母子愛育会 愛育研究所・編
【巻頭特集】子どもの権利擁護 ―子どもの権利を守る動きと児童相談所の現状―
子どもが意見表明でき、それを理解し尊重する社会へ!児童相談所の現状や課題とともに解説! ◎子どもの権利、子どもアドボカシーをめぐる背景や取組み ◎子ども家庭庁が果たすべき役割や支援 ◎児童相談所の虐待対応の流れや現場での課題
「子どもの権利条約」は1989年の国連総会において採択、1990年に発効され、日本は1994年に批准しました。最近の日本では、2016年の児童福祉法改正にて子どもが「権利の主体」であり、子どもの意見を尊重していくことが明記されています。その後も、虐待防止のための政策強化、子どもの権利擁護のための法改正などが行われてきました。それでもまだ、子ども自身が主体となって、自分自身に関わることに参画し、意見を言える社会とはなっていません。その中で、子どもが意見表明できるよう支援し、子どもの声を尊重する社会環境を整えていく「子どもアドボカシー」という新しい概念が生まれました。今回の巻頭特集では、子どもの権利・アドボカシーをめぐる背景や取組み、2023年4月に設立予定の「子ども家庭庁」が果たすべき役割、そして、子どもの権利擁護を担う重要な機関「児童相談所」の現状について取り上げ、解説します。
(※特集のタイトルや内容は一部変更の可能性あり)
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