定価 |
本体1400円+税 |
発売日 |
2011年10月30日 |
頁数 |
192ページ |
ISBN |
978-4-87758-437-5 c0095 |
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七つの奇跡
城之内信吾/著
フルマラソンへの挑戦 ―無限の可能性を伝えたい― 1996年12月8日、鈴鹿ロードレース選手権GP125クラス決勝で事故は起きた。脊髄損傷で車椅子生活を宣告される。左手の中指がわずかに動くという小さな変化に、大きな希望を感じてリハビリに励み、半年後には歩いて退院。その後、運命に導かれてマラソンに出合い、2009年には「東京マラソン」でフルマラソン完走。 オートバイとの出合いから、現在も新たな目標を設定して、仲間とともに挑戦し続けているマラソン生活までを力強く綴る。
◆もくじ
第一章 レースの世界へ オートバイとの出合い/予定外の大学生活/波乱の幕開け/レースへの想い/大きな決断/プロをめざして/飛躍の年/運命のシグナル 第二章 奇跡の生還 死の淵/厳しい現実/告げられた事実/一筋の光/開かれた希望の扉/劇的な進歩/避けられないハードル/桜の木の下で/退院へのカウントダウン 第三章 苦悩と迷いの日々 別世界/記憶の呪縛/世間の目/どん底/既成概念/生きるとは?/過去との決別/自分の役割/財産/仲間と仕事 第四章 フルマラソンへの道 運命に導かれて/不可能からの出発/甦る闘志/新たな挑戦/探していたもの/走る理由/取戻せた自分/成長する目標/夢の舞台へ/東京マラソン2009/涙の先に…
<著者紹介> 城之内信吾(じょうのうち しんご) 1970年名古屋市生まれ。高校時代にオートバイに出合う。大学卒業後、家電量販店に就職するが、レースへの夢を断ち切れず退職してプロのレーサーをめざす。 1996年にレース中の事故で脊髄損傷。車椅子生活を宣告されたが、リハビリに励み歩いて退院。 2006年「犬山ハーフマラソン」に初挑戦。自分の限界を超えていくことができるマラソンに魅せられ、2009年には「東京マラソン」でフルマラソン完走。
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