「食育」という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。そもそも『食育』とは何でしょう?
食育基本法の中では、「食育」とは生きる上での基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるべきものとされています。
家庭でできる「食育」は特別なことではありません。五感をうんと働かせて、食べ物に向かい合う時、子どもはワクワクと心が動きます。
ひとりで料理が作れたら、「ワァ!すごい!」と素晴らしい力を持った自分に自信がわいてきます。
つまり『台所育児』は台所体験を通じて、子どもの感受性と知的好奇心を広げ、自分でやってみる・自分で発見する「五感のリアル体験」なのです。
小さい子どもにはじめて包丁を持たせる時はお母さんも心配です。しかしこの体験により子どもは自分で考え、体験し、そして大きな自信をつけていくのです。
生きてゆく力を毎日の暮らしの中で育てましょう。
さあ子どもたちを台所に呼んであげてください。