日本子ども資料年鑑2005

2005年2月発売

編集	社会福祉法人　恩賜財団母子愛育会 日本子ども家庭総合研究所
編集代表	平山 宗宏 日本子ども家庭総合研究所所長 東京大学名誉教授
発行	KTC中央出版
頁数	B5判400頁
巻頭特集	子どもデータマップ
巻末資料	子ども年表（2003年11月～2004年10月）
定価	9900円（本体価格9000円）
送料	880円（税込／代金引換） [書店でのご予約、取り寄せ注文なら送料無料]

付録CD-ROM付き

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ご利用者の言葉より

福島学院大学短期大学部専任講師
伊藤 嘉余子 氏
　この年鑑は、子どもに関する11分野にわたる貴重かつ膨大な調査・統計データの過去からの推移、また最新のものを記載したものである。また、2001年版からCD-ROMが付録としてついており、活用に際して大変便利である。
　年鑑という性格上、表やグラフ、数字が網羅され、詳細な解説は省かれている部分が多いが、これらの客観的な「数字」という情報をいかに解釈するか、そして今後、これらの数字がどのように推移していくことが望ましいのか、そうなるためには何をどうしたら良いのか、私たち読者の思考と行動力が問われることになる。（一部抜粋）

福岡県立大学看護学部
地域国際看護学講座教授
松浦 賢長 氏
　巻を重ねるにつれ「やわらかく」なっている。第1巻、第2巻などの初期のこの年鑑は単色の文字通りハードカバーであり、厚手のケースにつつまれていた。いまでは、CD-ROMが付属するのはもちろんのこと、装丁もやわらかい感じのものとなり、パラパラとめくってみるブラウジングさえ誘う。
　なかなか集めづらいのが経時的データである。本年鑑は膨大な各種調査のそれを丁寧につみあげていってくれている。出典はもちろん各グラフごとに明示されており、信頼をうらぎらない。（一部抜粋）

Ⅰ人口動態と子ども

1.日本の人口
2.子ども人口
3.出生
4.死亡
5.人口移動
6.婚姻と離婚
　1）婚姻
　2）離婚

Ⅱ家族・家庭

1.家族構成と家族形態
　1）世帯の種類と規模
　2）子どものいる世帯
2.少子化・出生率低下
　1）未婚化・晩婚化・非婚化
　2）低出生率と子育て
3.女性とライフスタイル
　1）就学・就労
　2）父親の育児参加と家庭

Ⅲ発育・発達

1.身体発育
　1）成長曲線
　2）低出生体重児
　3）幼稚園児・児童・生徒
　4）肥満と痩身
2.体力・運動能力
3.性
　1）青少年の性意識と性行動
　2）青少年の性被害
　3）性感染症（STD）・HIV

Ⅳ保健・医療

1.出生
2.死亡
3.死産
4.人工妊娠中絶
5.障害予防
6.乳幼児保健
　1）健康診査
　2）訪問指導
　3）予防接種
7.学校保健
　1）職員配置
　2）被患率
8.子どもの心と身体
　1）子どもの健康状態
　2）アレルギー
　3）子どもの心
9.子ども等の疾病
　1）感染症
　2）屋外遊具
　3）疾病・障害
10.子どもの事故
　1）不慮の事故
　2）屋外遊具
　3）交通事故
11.医療
　1）不妊治療
　2）小児救急
　3）医療の現状
12.諸外国の統計

Ⅴ栄養・食生活

1.乳幼児の栄養・食生活の実態
　1）栄養法・離乳
　2）栄養素等・食品摂取状況
　3）食育
2.児童生徒の栄養・食生活の実態
　1）食生活の実態
　2）栄養素等・食品摂取状況
　3）嗜好
　4）外食・家族との共食
　5）おやつ
3.学校給食
4.日本人の栄養・食生活の実態
　1）栄養素等・食品摂取状況
　2）外食・欠食
　3）食料支出額

Ⅵ子どもと家族の福祉

1.所得保障
　1）生活保護
　2）児童手当
　3）児童扶養手当
　4）特別児童扶養手当
2.地域福祉活動
　1）ボランティア活動
　2）共同募金
3.ひとり親家庭・婦人相談の実態
　1）ひとり親家庭
　2）婦人相談・ ドメスティックバイオレンス
4.家庭児童相談
　1）児童相談所
　2）福祉事務所
　3）民生委員（児童委員）
5.児童養護
　1）福祉犯
　2）養護問題
　3）一時保護
　4）里親・保護受託者
　5）未成年者の養子縁組
6.子どもの障害
　1）身体障害
　2）知的障害
7.児童福祉施設
8.子ども虐待

Ⅶ 教育

1.学校教育
　1）学校教育総括
　2）小学校
　3）中学校
　4）高等学校
　5）中等教育学校
　6）高等専門学校
　7）短期大学・大学
　8）高等教育の規模
　9）特殊教育諸学校
　10）幼稚園
　11）専修学校
　12）各種学校
　13）不就学・長期欠席
　14）スクールカウンセラー
　15）情報教育
2.学力問題
　1）学力
　2）生徒の背景と学力との関係
　3）教師の指導と学力との関係
3.教育改革
　1）教育課程における取り組み
　2）読書活動
4.教育費
5.国際化社会と子どもの教育
　1）在留日本人子女
　2）帰国子女
　3）在日外国人
6.教育制度の国際比較

Ⅷ保育・健全育成

1.保育所
　1）設置数・入所児童数等
　2）開所時刻・閉所時刻・開所時間
　3）特別保育
　4）次世代育成支援
　5）認可保育所の規制緩和
2.保育関連サービス
　1）認可外保育施設
　2）預かり保育
　3）認証保育所
3.健全育成
　1）児童育成施設・組織
　2）育児休業
　3）放課後児童対策

Ⅸ子どもの生活・文化・意識と行動

1.子どもの生活時間
2.学習
　1）家庭学習
　2）学習塾・けいこごと
　3）進路希望
3.こづかい・所有物
　1）こづかい
　2）所有物
4.メディア接触
　1）テレビ・インターネット
　2）出版物
5.子ども文化財
　1）出版物
　2）舞台芸術
　3）映像・メディア
6.子どもの意識と行動
　1）遊び・生活体験
　2）学校・勉強
　3）親子・家庭
　4）自己像・自己評価
　5）価値・規範
　6）将来・社会への関心

Ⅹ子どもの行動問題

1.非行の推移
2.非行の動向
　1）年齢層別
　2）罪種別
　3）男女別
　4）学職別
　5）再犯・共犯
　6）薬物乱用
　7）性の逸脱行為
3.校内暴力
4.家庭内暴力
5.いじめと人権
6.出席停止
7.登校拒否・不登校
8.子どもの家出
9.自殺
10.行動問題をもつ子ども
　1）家庭裁判所
　2）少年鑑別所
　3）少年院
　4）保護観察
　5）児童自立支援施設
　6）情緒障害児短期治療施設
11.子どもの被害
　1）教員の子どもへの体罰・わいせつ行為
　2）子どもの犯罪被害
12.教育相談機関・窓口

Ⅺ子どもをめぐる生活環境

1.国民所得
2.家計所得・消費等の動向
　1）家計の収支
　2）貯蓄
3.労働
　1）労働力等
　2）青少年の労働
　3）ひきこもり
4.生活・文化
　1）休日・休暇
　2）生活意識
　3）文化
5.運輸・通信
　1）旅行
　2）交通事故
　3）通信
6.環境
　1）住みよい環境づくり
　2）医療施設

　Ⅰ　人口動態と子ども
　Ⅱ　家族・家庭
　Ⅲ　発育・発達
　Ⅳ　保健・医療
　Ⅴ　栄養・食生活
　Ⅵ　子どもと家族の福祉
　Ⅶ　教育
　Ⅷ　保育・健全育成
　Ⅸ　子どもの生活・文化・意識と行動
　Ⅹ　子どもの行動問題
ⅩⅠ　子どもをめぐる生活環境