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データ数約1000点の、子どもに関するデータベース
日本子ども資料年鑑2020
人口問題・子どもの貧困・生活習慣・いじめ・虐待・保育・医療・食・学力・メディア接触 等々
編集 | 社会福祉法人恩賜財団 母子愛育会 愛育研究所 |
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編集代表 | 中林正雄 総合母子保健センター所長 |
発行 | KTC中央出版 |
頁数 | B5判400頁 |
巻頭特集 | 子どもとメディア 〜乳幼児・児童生徒のメディア接触や依存の実態〜 |
巻末資料 | 子ども年表(2018年11月~2019年10月) |
定価 | 11000円(本体価格10000円) |
送料 | 880円(税込/代金引換) [書店でのご予約、取り寄せ注文なら送料無料] |
全頁PDFでダウンロード可能(購入者のみ)
*電子書籍版をご購入の方で、PDFデータが必要な場合は、別途お問い合わせください。
<お詫び・訂正>
『日本子ども資料年鑑2020』の刊行をお知らせするダイレクトメールをお送りしておりますが、内容に一部誤りがございました。ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません。謹んでお詫びを申し上げます。
【訂正箇所】ご注文用郵便はがき裏面最上部「最新刊」
×誤:R1.2月発行『日本子ども資料年鑑2019』
◎正:R2.2月発行『日本子ども資料年鑑2020』
ご利用者の言葉より
チャイルドファーストジャパン(CFJ) 理事長山田 不二子 氏
手に取って驚いた。子どもに関する資料で、これだけの領域を幅広く網羅しているものがほかにあるだろうかと。20年以上も、子どもに関する仕事をしていながら、こんな便利な資料年鑑が存在することを知らなかった自分が恥ずかしい。
本書は1988年創刊で、今回で第26巻となるとのことだが、巻頭言のテーマは、子どもを取り巻く現代的問題として「子どもとメディア」を取り上げている。
このような現代ならではの課題に限らず、本書に収められている基礎的データは、現在、世界中に脅威と甚大な被害をもたらしている新型コロナウイルスの感染拡大が収束後、子どもの健康状態や生活様式等の変化を検討するうえで、貴重な比較対照データとなるであろう。
本巻は、全ページをPDFでダウンロードすることができる。子どもに関する諸々の課題について教育や啓発に関わる人々にとっても、研究者にとっても、正確なデータを引用して、講演や研究に役立てることは重要になるので、ダウンロードできるというのは非常に効果的である。
広島市こども療育センター
渡部 京太 氏
1988年の創刊以来、26巻目の発刊である。官公庁や研究団体、民間企業が公表している1000点近いデータが掲載されており、講演や研修会の資料として活用できる。本書はPDF化されており、ダウンロードしてパソコンなどでも見ることができる。また、巻頭特集としてのコラムや各章の冒頭に編集委員の分析や考察がまとめられている。
この書評を書いているいま、日本は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大と「緊急事態宣言」が発令され、子どもは学校が休校になり、逆に家族で過ごす時間が長くなることによって虐待やドメスティック・バイオレンスが増える危険性が報道されている。このような状況は子どもにどのような影響を及ぼすのだろうか?それは数年後に見えてくることだと思うが、本書の特徴は定点観測的な子どもの資料としてだけでなく、その時々の編集委員の視点を通してその背景をうかがい知ることができることだと思う。
これからの子どもの課題を見つけていくために貴重な一冊であり、多くの方に目を通していただきたいと思う。

もくじ
【巻頭特集】子どもとメディア
〜乳幼児・児童生徒のメディア接触や依存の実態〜
「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代に生まれ、育っていく子ども達。彼らを取り巻くメディア問題等について様々な視点から解説!
乳幼児のメディア接触の実態と、親のかかわり方は?
メディア接触が子ども達へ与える影響は?
ネットやゲームに依存する原因や要因、背景はどのようなもの?
子ども達のネット依存、ゲーム依存の指標や現状は?
ネット依存、ゲーム依存に対する治療はあるの?
(※特集のタイトルや内容については一部変更の可能性あり)
1990年代半ばから、インターネットが広く使われるようになり、生まれたときからインターネットが身近にある世代を「デジタルネイティブ」と呼ぶことがあります。スマホやタブレット端末の普及によって子どものメディアとの関わり方も大きく変化してきました。一方で、長時間のメディア接触やネット・ゲーム依存等の問題点も叫ばれるようになり、2018年にはWHOが病気の名称や症状を示す「国際疾病分類(ICD)」に「ゲーム障害」を追加したことが注目されました。特集では、子どもとメディアについて、様々な視点から専門家が現状や課題について解説します。
Ⅰ人口動態と子ども
1.日本の人口2.子ども人口
3.出生
4.死亡
5.人口移動
6.婚姻と離婚
1)婚姻
2)離婚
Ⅱ家族・家庭
1.家族構成と家族形態1)世帯の種類と規模
2)子どものいる世帯
2.少子化と子育てを取り巻く環境
1)ワーク・ライフ・バランス
2)女性の社会進出と結婚・出産・育児
3.社会の成熟と家庭を取り巻く経済環境
Ⅲ発育・発達
1.身体発育・発達1)幼稚園児・児童・生徒
2)肥満・痩身
3) 睡眠と発達
2.体力・運動能力
3.性
1)青少年の性行動・意識
2)性感染症(STD)・HIV・AIDS・中絶
Ⅳ保健・医療
1.出生2.死亡
3.死産
4.人工妊娠中絶
5.障害予防
6.妊婦・乳幼児保健
1)健康診査
2)訪問指導・地域母子保健活動
3)出産・乳幼児の健康
4)感染症と予防接種
7.学校保健
1)職員配置
2)疾病・異常等
3) 保健室利用
8.子どもの心と身体
1)子どもの心
2)子どもの身体・疾病
3)医療給付等
4)小児慢性特定疾病
9.子どもの事故
1)不慮の事故
2)交通事故
10.医療
1)不妊治療
2)医療の現状
11.諸外国の統計
Ⅴ栄養・食生活
1.乳幼児の栄養・食生活の実態1)栄養法・離乳
2)栄養素等・食品摂取状況
3)乳幼児の食
2.児童生徒の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)子どもの食の実態と意識
3.学校給食
4.日本人の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)外食・欠食
3)食の実態と食育
4)食料支出額
Ⅵ子どもと家族の福祉
1.所得保障1)生活保護
2)児童手当
3)児童扶養手当
4)特別児童扶養手当
2.ひとり親家庭・婦人相談の実態
1)ひとり親家庭
2)婦人相談・ ドメスティックバイオレンス
3.家庭児童相談
1)児童相談所・市町村
2)福祉事務所
3)民生委員(児童委員)
4.児童養護
1)養護問題
2)一時保護
5.子どもの障害
1)身体障害
2)知的障害
6.里親・養子・児童福祉施設
1)里親・養護
2)児童福祉施設
7.子ども虐待
Ⅶ 教育
1.学校教育1)学校教育総括
2)小学校
3)中学校
4)高等学校
5)中等教育学校・中高一貫教育
6)高等専門学校
7)短期大学・大学
8)高等教育の規模
9)特別支援学校・教育
10)幼稚園
11)不就学・長期欠席
12)スクールカウンセラー・相談員
13)教育費
14)学校規模
2.学力問題
1)全国学力・学習状況調査
2)国際的な学力調査
3.国際化社会と子どもの教育
1)在留日本人子女
2)帰国子女
3)在日外国人
4.教育制度の国際比較
Ⅷ保育・健全育成
1.保育所等1)設置数・入所児童数・待機児童数等
2)待機児童解消への施策
3)特別な保育制度
4)新たな動向・保育体制等
2.保育関連サービス
3.放課後児童対策
Ⅸ子どもの生活・文化・意識と行動
1.子どもの生活時間1)起床・就寝・睡眠ほか1日の生活時間
2)学習時間
3)メディア接触時間
2.子どもの生活
1)学習塾・習い事
2)こづかい
3)所有物
4)読書
3.子どもの文化財
1)出版物
2)舞台芸術
3)映像・メディア
4.意識と行動
1)学校生活
2)生活習慣・生活体験
3)メディア利用
4)親子・友達関係
5)自己意識・価値観など
6)進路と将来について
Ⅹ子どもの行動問題
1.非行の推移2.非行の動向
1)年齢層別
2)罪種別
3)男女別
4)学職別
5)再犯・共犯
6)薬物乱用
3.校内暴力
4.家庭内暴力
5.いじめと人権
6.出席停止
7.登校拒否・不登校
8.教育相談機関・窓口
9.子どもの家出
10.自殺
11.行動問題をもつ子ども
1)家庭裁判所
2)少年鑑別所
3)少年院
4)保護観察
12.子どもの被害
1)福祉犯(子どもの被害)
2)子どもの犯罪被害・性被害
Ⅺ子どもをめぐる生活環境
1.国民所得2.家計所得・消費等の動向
1)家計の収支
2)貯蓄
3.労働
1)労働力等
2)青少年の労働
3)ニート・フリーター・ひきこもり
4.生活・文化・環境
1)休日・休暇
2)生活意識と人とのつながり
3)文化・旅行
4)自殺
5)交通事故
6)住みよい環境づくり・施設等
図・表 もくじ(2020年版)
2019年版の内容の一部を下記から閲覧できます。(PDF方式)データ閲覧にはAdobeAcrobatReaderが必要です。
特集 子どもとメディア~乳幼児・児童生徒のメディア接触や依存の実態~
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境

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