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データ数約1000点の、子どもに関するデータベース
日本子ども資料年鑑2022
人口問題・子どもの貧困・生活習慣・いじめ・虐待・保育・医療・食・学力・メディア接触 等々
編集 | 社会福祉法人恩賜財団 母子愛育会 愛育研究所 |
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編集代表 | 竹田省 愛育研究所所長 |
発行 | KTC中央出版 |
頁数 | B5判400頁 |
巻頭特集 | 子どもと新型コロナウイルス感染症(2)~子ども達や家庭に今起きていること~ |
定価 | 11000円(本体価格10000円) |
送料 | 880円(税込/代金引換) [書店でのご予約、取り寄せ注文なら送料無料] |
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2022年版ご利用者の言葉より
どんぐり発達クリニック 院長宮尾 益知 氏
コロナ騒ぎが始まってから、子どものこころが、家庭が変わってきていると感じることが増えてきました。長い間子どものこころにたずさわっていてもそれがなぜだろうか分かりませんでした。今回「日本子ども資料年鑑」をじっくり読んでから分かってきました。子どもとコロナウイルス感染症の影響「子どもの自殺と心の状態」、「ヤングケアラー」、「DVや女性の自殺の増加(家庭内で起きている問題の顕在化)」を読んでからでした。いつも持っている心の疑問が次々に埋まっていく満足感がたくさん感じられました。一方的で思い込みの強かった自分の思考過程が正され、立体的に作り直された感覚がありました。同じように、子どもの行動問題もすばらしい特集です。これほど気づきに富んだ資料集はないと思います。一方的な知識をもう一度見直すために、今回は特に手に取られることをおすすめいたします。
明星大学教育学部教育学科 教授
星山 麻木 氏
日本子ども資料年鑑を手にする場合、2つのパターンがある。1つは自分が伝えたい事があるが、数値や図表といった根拠となる資料が必要な時である。例えば、不登校の増加に対する対応や予防策を述べようとしているが、この10年間の数字を知りたい。特にコロナ禍の前後で、どのくらい不登校数が変動しているのか、その傾向を知りたい。このように目的がある時は早く見るべきページが見つかることがありがたい。
もう1つは読み物として使う場合である。ページをめくるうち、なるほどと目を引く項目を読んでみる。今まで知らなかったことも多くあり、視野が広がっていく。2022年版の特集では、コロナ感染症の影響から、こどもたちと家族に今起きていることについて、解説を読むことができる。子どもの自殺、ヤングケアラー等について数値で推移を追いながら洞察を深めることができる。
どちらの使い方であっても、厚みと重みがある数々の出版物の中でも、すっと手に馴染みやすく、使いやすい。机に常に置いておきたい1冊なのである。

もくじ
【巻頭特集】子どもと新型コロナウイルス感染症(2)
~子ども達や家庭に今起きていること~
新型コロナウイルスが子ども達と家庭にもたらす影響について解説!
◎コロナ下における子どもの自殺の状況
◎子ども虐待の増加、ヤングケアラーの問題
◎DVの増加など、家庭内で子どもや女性を苦しめる問題
2020年1月から続く新型コロナウイルスの感染拡大は、いくつもの大きな波を形成し、国は緊急事態宣言の発出、延長・解除を繰り返しながら同時にワクチン接種を推し進め、感染抑制を図ってきました。その間、子ども達や保護者は、感染対策を行いつつも自粛生活を余儀なくされ、家庭内で過ごす時間が増えていきました。このような中で、子どもの自殺の問題、児童虐待の問題、自宅にいる間に子どもが介護や家事等を担うヤングケアラーの問題、DVの増加など、子ども達にとって困難な問題が顕在化し始めています。家庭内リスクの要因・背景等に焦点を当てながら、子ども達に今起きている事について解説します。
(※特集のタイトルや内容は一部変更の可能性あり)
Ⅰ人口動態と子ども
1.日本の人口2.子ども人口
3.出生
4.死亡
5.人口移動
6.婚姻と離婚
1)婚姻
2)離婚
Ⅱ家族・家庭
1.家族構成と家族形態1)世帯の種類と規模
2)子どものいる世帯
2.少子化と子育てを取り巻く環境
1)ワーク・ライフ・バランス
2)女性の社会進出と結婚・出産・育児
3.社会の成熟と家庭を取り巻く経済環境
Ⅲ発育・発達
1.身体発育・発達1)幼稚園児・児童・生徒
2)肥満・痩身
2.体力・運動能力
3.性
1)青少年の性行動・意識
2)性感染症(STD)・HIV・AIDS・中絶
Ⅳ保健・医療
1.出生2.死亡
3.死産
4.人工妊娠中絶
5.障害予防
6.妊婦・乳幼児保健
1)健康診査
2)訪問指導・地域母子保健活動
3)出産・妊産婦の健康
4)感染症と予防接種
7.学校保健
1)職員配置
2)疾病・異常等
3) 保健室利用
8.子どもの心と身体
1)子どもの心
2)子どもの身体・疾病
3)医療給付等
4)小児慢性特定疾病
9.子どもの事故
1)不慮の事故
2)交通事故
10.医療
1)不妊治療
2)医療の現状
11.諸外国の統計
Ⅴ栄養・食生活
1.乳幼児の栄養・食生活の実態1)栄養法・離乳
2)栄養素等・食品摂取状況
3)妊産婦・乳幼児の食
2.児童生徒の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)子どもの食の実態と意識
3.学校給食
4.日本人の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)外食・欠食
3)食の実態と食育
4)食料支出額
Ⅵ子どもと家族の福祉
1.所得保障1)生活保護
2)児童手当
3)児童扶養手当
4)特別児童扶養手当
2.ひとり親家庭・婦人相談の実態
1)ひとり親家庭
2)婦人相談・ ドメスティックバイオレンス
3.家庭児童相談
1)児童相談所・市町村
2)福祉事務所
3)民生委員(児童委員)
4.児童養護
1)養護問題
2)一時保護
5.子どもの障害
1)身体障害
2)知的障害
6.里親・養子・児童福祉施設
1)里親・養護
2)児童福祉施設
7.子ども虐待
Ⅶ 教育
1.学校教育1)学校教育総括
2)小学校
3)中学校
4)高等学校
5)中等教育学校・中高一貫教育
6)高等専門学校
7)短期大学・大学
8)高等教育の規模
9)特別支援学校・教育、医療的ケア
10)幼稚園
11)不就学・長期欠席
12)スクールカウンセラー・ソーシャルワーカー
13)教育費
14)学校規模
15) ICT環境
16)新型コロナウイルス感染症への対応とICTの利用
2.学力問題
1)全国学力・学習状況調査
2)国際的な学力調査
3.国際化社会と子どもの教育
1)海外留学
2)帰国子女
3)在日外国人
4.教育制度の国際比較
Ⅷ保育・健全育成
1.保育所等1)設置数・入所児童数・待機児童数等
2)特別な保育制度
3)新たな動向・保育体制等
2.保育関連サービス
3.放課後児童対策
Ⅸ子どもの生活・文化・意識と行動
1.子どもの生活時間1)起床・就寝・睡眠ほか1日の生活時間
2)学習時間
3)メディア接触時間
2.子どもの生活
1)学習塾・習い事
2)こづかい
3)所有物
4)読書
3.子どもの文化財
1)出版物
2)舞台芸術
3)映像・メディア
4.意識と行動
1)学校生活
2)生活習慣・生活体験
3)新型コロナウイルスによる休校期間の状況
4)メディア利用
5)親子・友達関係
6)自己意識・価値観など
7)進路と将来について
Ⅹ子どもの行動問題
1.非行の推移2.非行の動向
1)年齢層別
2)罪種別
3)男女別
4)学職別
5)再犯・共犯
6)薬物乱用
3.校内暴力
4.家庭内暴力
5.いじめと人権
6.出席停止
7.登校拒否・不登校
8.教育相談機関・窓口
9.子どもの家出
10.自殺
11.行動問題をもつ子ども
1)家庭裁判所
2)少年鑑別所・少年院・保護観察
12.子どもの被害
1)福祉犯(子どもの被害)
2)子どもの犯罪被害・性被害
Ⅺ子どもをめぐる生活環境
1.国民所得2.家計所得・消費等の動向
1)家計の収支
2)貯蓄
3.労働
1)労働力等
2)青少年の労働
3)ニート・フリーター・ひきこもり
4.生活・文化
1)休日・休暇
2)生活意識と人とのつながり
3)文化・旅行
4)自殺
5)交通事故
6)医療施設
図・表 もくじ(2022年版)
2022年版の内容の一部を下記から閲覧できます。(PDF方式)データ閲覧にはAdobeAcrobatReaderが必要です。
特集 子どもと新型コロナウイルス感染症(2)~子ども達や家庭に今起きていること~
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境

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