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データ数約1000点の、子どもに関するデータベース
日本子ども資料年鑑2017
人口問題・子どもの貧困・生活習慣・いじめ・虐待・保育・医療・食・学力・メディア接触 等々
編集 | 社会福祉法人恩賜財団 母子愛育会 愛育研究所 |
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編集代表 | 中林正雄 母子愛育会 総合母子保健センター所長 |
発行 | KTC中央出版 |
頁数 | B5判400頁 |
巻頭特集 | 母子保健から始まる子どもの成長と次世代社会 ~「健やか親子21」から見る子育てと健康支援~ |
巻末資料 | 子ども年表(2015年11月~2016年10月) |
定価 | 11000円(本体価格10000円) |
送料 | 880円(税込/代金引換) [書店でのご予約、取り寄せ注文なら送料無料] |
付録CD-ROM付き
ご利用者の言葉より
奈良県立医科大学看護学科人間発達学教授飯田 順三 氏
毎年、期待している「日本子ども資料年鑑」が発刊された。少子化の中で子どもの問題は増加している。子どもの貧困問題は社会で大きく取り上げられているが、本書でも子どもの食生活に関するデータが豊富に掲載されていて、全国に広がる「子ども食堂」の実態まで掲載されている。
今年の特徴は巻頭特集として、「健やか親子21」の第一次報告をメインテーマとし、4課題について専門家による解説が掲載されていることである。その4課題とは「思春期の保健対策の強化と健康教育の推進」「妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保と不妊への支援」「小児保健医療水準を維持・向上させるための環境整備」「子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減」である。非常に読み応えのある解説であり、子どもを取り巻く現状と課題が浮き彫りにされている。
また私は各所にみられるコラムを読むのが好きである。自分では気づかなかった視点でデータをもとに説明してくれている。
根拠をもって現代の子どもを取り巻く社会について把握することができる本であり、子どもと社会との関係性を理解するために常にそばに置いておきたい一冊である。
山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座教授
山縣 然太朗 氏
子どもの保健・医療・福祉が可視化され、「健やか親子21」の理解が深まる必携の書。
子ども資料年鑑はこれ一冊でわが国の子どもがおかれている保健・医療・福祉の実態を知ることができる母子保健に携わるすべての人にとっては必須の書である。また、図表の多さ、解説のわかりやすさは、母子保健を学ぶ学生にとっても大きな助けになる。
今回の巻頭特集の「母子保健から始まる子どもの成長と次世代社会~「健やかや子21」から見る子育てと健康支援」は、母子保健の国民運動計画である「健やか親子21」の最終評価を、子育ての視点から新たな図表を加えて紐解いたものであり、理解が深まるとともに、「健やか親子21(第2次)」へ関心を向ける特集となっている

もくじ
【巻頭特集】母子保健から始まる子どもの成長と次世代社会
〜「健やか親子21」から見る子育てと健康支援〜
「健やか親子21(第1次)」の4つの課題について展開!
- 思春期の保健対策の強化と健康教育の推進
(10代の自殺や飲酒、人工妊娠中絶などの現状と改善へ向けた取り組みなど) - 妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保と不妊への支援
(妊産婦死亡率、産後うつなど母子保健に関する数値の向上と更なる母子支援の展望) - 小児保健医療水準を維持・向上させるための環境整備
(低出生体重児増加の改善の必要性、学校保健の充実と子どもの死亡事故の改善傾向など) - 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減
(子ども虐待増加に対する課題と対策、育児の不安解消と子どもの心のケアについての動向)
21世紀の母子保健の主要な取り組みを提示するビジョンとして、その目標・指標の達成に向けて計画・推進されてきた「健やか親子21」。本特集では、平成13年〜26年にかけて行われた1次計画の4つの主要課題ごとにテーマを展開します。各課題についての目標の達成状況や関連する施策の取組状況の評価・分析を図表を交えながら解説し、すべての子どもが健やかに育つ次世代社会の実現へ向けての展望に迫ります。
Ⅰ人口動態と子ども
1.日本の人口2.子ども人口
3.出生
4.死亡
5.人口移動
6.婚姻と離婚
1)婚姻
2)離婚
Ⅱ家族・家庭
1.家族構成と家族形態1)世帯の種類と規模
2)子どものいる世帯
2.少子化と子育てを取り巻く環境
1)ワーク・ライフ・バランス
2)女性の社会進出と結婚・出産・育児
3.社会の成熟と家庭を取り巻く経済環境
Ⅲ発育・発達
1.身体発育・発達1)幼稚園児・児童・生徒
2)肥満・痩身
3) 睡眠と発達
4) 発達障害 2.体力・運動能力
3.性
1)青少年の性行動・意識
2)性感染症(STD)・HIV・AIDS・中絶
Ⅳ保健・医療
1.出生2.死亡
3.死産
4.人工妊娠中絶
5.障害予防
6.妊婦・乳幼児保健
1)健康診査
2)訪問指導
3)地域母子保健活動
4)感染症と予防接種
7.学校保健
1)職員配置
2)疾病・異常等
8.子どもの心と身体
1)子どもの心
2)子どもの身体・疾病
3)医療給付等
9.子どもの事故
1)不慮の事故
2)交通事故
10.医療
1)不妊治療
2)医療の現状
11.諸外国の統計
Ⅴ栄養・食生活
1.乳幼児の栄養・食生活の実態1)栄養法・離乳
2)栄養素等・食品摂取状況
3)乳幼児の食
2.児童生徒の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)子どもの食の実態と意識
3.学校給食
4.日本人の栄養・食生活の実態
1)栄養素等・食品摂取状況
2)外食・欠食
3)食の実態と食育
4)食料支出額
Ⅵ子どもと家族の福祉
1.所得保障1)生活保護
2)児童手当
3)児童扶養手当
4)特別児童扶養手当
2.地域福祉活動(ボランティア・共同募金)
3.ひとり親家庭・婦人相談の実態
1)ひとり親家庭
2)婦人相談・ ドメスティックバイオレンス
4.家庭児童相談
1)児童相談所・市町村
2)福祉事務所
3)民生委員(児童委員)
5.児童養護
1)養護問題
2)一時保護
6.子どもの障害
1)身体障害
2)知的障害
7.里親・養子・児童福祉施設
1)里親・養護
2)児童福祉施設
8.子ども虐待
Ⅶ 教育
1.学校教育1)学校教育総括
2)小学校
3)中学校
4)高等学校
5)中等教育学校
6)高等専門学校
7)短期大学・大学
8)高等教育の規模
9)特別支援学校
10)幼稚園
11)専修学校
12)各種学校
13)不就学・長期欠席
14)スクールカウンセラー・相談員
15)教育費 16)学校規模
2.学力問題
1)全国学力・学習状況調査
2)国際的な学力調査
3.教育改革
1)中高一貫教育
2)キャリア教育
3)特別支援教育
4.国際化社会と子どもの教育
1)在留日本人子女
2)帰国子女
3)在日外国人
5.教育制度の国際比較
Ⅷ保育・健全育成
1.保育所等1)設置数・入所児童数・待機児童数等
2)待機児童解消への施策
3)特別な保育制度
4)新たな動向
2.保育関連サービス
3.放課後児童対策
Ⅸ子どもの生活・文化・意識と行動
1.子どもの生活時間1)起床・就寝・睡眠ほか1日の生活時間
2)学習時間
3)メディア接触時間
2.子どもの生活
1)学習塾・習い事
2)こづかい
3)所有物
4)読書
3.子どもの文化財
1)出版物
2)舞台芸術
3)映像・メディア
4.意識と行動
1)学校生活
2)生活習慣・生活体験
3)メディア利用
4)親子・友達関係
5)自己意識・価値観など
6)進路と将来について
Ⅹ子どもの行動問題
1.非行の推移2.非行の動向
1)年齢層別
2)罪種別
3)男女別
4)学職別
5)再犯・共犯
6)薬物乱用
3.校内暴力
4.家庭内暴力
5.いじめと人権
6.出席停止
7.登校拒否・不登校
8.教育相談機関・窓口
9.子どもの家出
10.自殺
11.行動問題をもつ子ども
1)家庭裁判所
2)少年鑑別所
3)少年院
4)保護観察
12.子どもの被害
1)福祉犯(子どもの被害)
2)子どもの犯罪被害・性被害
Ⅺ子どもをめぐる生活環境
1.国民所得2.家計所得・消費等の動向
1)家計の収支
2)貯蓄
3.労働
1)労働力等
2)青少年の労働
3)ニート・フリーター・ひきこもり
4.生活・文化
1)休日・休暇
2)生活意識と人とのつながり
3)自殺
4)文化
5.運輸・通信
1)旅行
2)交通事故
3)通信
6.環境
1)住みよい環境づくり
2)医療施設
図・表 もくじ(2017年版)
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特集 母子保健から始まる子どもの成長と次世代社会
~「健やか親子21」から見る子育てと健康支援~
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境
~「健やか親子21」から見る子育てと健康支援~
Ⅰ 人口動態と子ども
Ⅱ 家族・家庭
Ⅲ 発育・発達
Ⅳ 保健・医療
Ⅴ 栄養・食生活
Ⅵ 子どもと家族の福祉
Ⅶ 教育
Ⅷ 保育・健全育成
Ⅸ 子どもの生活・文化・意識と行動
Ⅹ 子どもの行動問題
ⅩⅠ 子どもをめぐる生活環境

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